外壁塗装・コーキング打ち替え工事

本庄市 O様の外壁塗装(サイディングボード)・コーキング打ち替え工事のご依頼をいただきました！

 

●お客様が外壁塗装を考えたきっかけがコーキングの割れや硬化等の劣化症状が現れたことからでした。
施工前のお客様お家の状態ですがお見積りの際にしっかりと調査したところ、コーキングだけではなく外壁のクラックも発生しておりました。
その点も含めて、丁寧に施工させていただきました！

 

今回工事の施工の流れを紹介していきます。

 

１：足場組立

外壁塗装のためお家の周りに足場を組み立てていきます。
施工日が決まったたら事前にご近隣の方々へのご挨拶させていただいております！
一軒一軒、工事日程も伝えさせていただき、ご挨拶します。

 

２：足場完成

足場が組み上がったら、洗浄時や塗装時にご近隣へ飛散しないようメッシュシートで覆います。

３：洗浄

塗装の前に外壁を高圧洗浄できれいに洗っていきます。
長年の汚れやコケ・カビをしっかりと落とします。
その後、しっかりと乾燥させます。これらの工程を怠ると塗ったペンキが剥がれる剥離などの不具合に繋がってしまいます。
また、外壁だけではなく、雨樋や雨戸ベランダ、細かい隙間まで隅々と洗浄をしていきます。

４：養生、下地処理

玄関ドアや窓ガラス等の塗らない箇所に塗料が付かないように養生をしていきます。
付帯物の鉄部や雨樋等は、ケレン(磨き作業)をして滑らかにし、塗料との密着を良くしていきます。
密着を良くすることで塗料が剥がれてしまうことを防ぎます。
またサイディングボードの間に施工されているコーキングを新しく充填するため、古くなったコーキングを撤去していきます。

５：撤去コーキング

１棟分のコーキングでもこれだけの量があります！
撤去したコーキング全ての重さでいうと１０kg近くあるかと思います。
コーキングはもちろん、塗料の缶や工事で発生したゴミはすべて持ち帰って処分します！

６：コーキングの打設

新しいコーキングの打設をしていきます。
手順としては、古くなったコーキングを撤去後に両脇にコーキング材が付かないようにマスキングテープで養生します。
コーキングが充填されていた溝の埃やゴミを取り除き、コーキングの密着が良くなるように専用のプライマー(下塗り材)を塗布します。
最後にコーキング材を充填していきます。
マスキングテープを剥がしたらコーキング打設完了です。
またサッシ周りのコーキングは撤去してしまうとサッシの不具合に繋がってしまうため、『増し打ち』という元々のコーキングの上からコーキング材を充填するやり方をします。
コーキングは表面だけではなく内部もしっかりと乾かさないと(完全硬化)、防水機能の低下、塗膜やコーキングの割れ等の早期不具合に繋がってしまいますので注意が必要です。

７：下塗り

ここからは実際に塗装に入ります。
鉄部には錆止めが入っている塗料。
外壁はサイディングボードになりますので、『シーラー』と言われる密着力の高い下塗り材を使います。
塗装は下塗りが命とも言えますので素材によって塗料の使い分けはその都度、状態もしっかり確認し選定します。

８：中塗り、上塗り

下塗りがしっかりと乾いたら、中塗り、中塗りが乾いたら上塗りと進んでいきます。
今回は下塗りが白で、中塗り上塗りの色も白系統の色なので写真だとわかりづらいですが、塗りを重ねるごとに艶や色鮮やかさが増していきます。

９：ベランダ防水(ベランダ床面)

最後はベランダの防水層の塗装になります。
ベランダはFRP防水という最近主流の防水層になります。
こちらも劣化が進行していましたので、FRP防水専用の塗料で塗装しました。
FRP防水はグレーが多いですが、こちらのように他の色に変えることもできます。※色の種類は多くはありませんが。。
 

 

１０：完成

足場を解体しましたら作業完了になります！
最後はしっかりと清掃をし施主様へ確認していただき、完成です！

今回は元々の外壁色とあまり変わらないようとのご希望でした。

塗装する時に色は変えないとダメなの？とご相談を受けることもしばしばありますが、元々と同じようにすることもちろん可能です！
築年数にもよりますが、色褪せや汚れ等で新築当初の色とは変わってしまっていることが多いので、新築当初の色の再現は難しいところではありますが
現在の色と同じように塗装することは完成時のイメージと実際の仕上がりのギャップが少ないため、色選びの失敗は少ないかと思います。
また、新築のようにピカピカのお家になるため、購入当時の気持ちにもなれると好評です！

シャッターボックスとベランダの床面の色は変更していますので、ポイントで変えるのも心機一転で素敵ですね！

施主様からも日々の作業報告から細かい作業、気配り、サービスまでお褒めいただき『大満足』のお言葉をいただけました！
大変嬉しく思います！

またのご依頼お待ちしております！
ありがとうございました！